小説 『白夜行』 ★★★★★

東野圭吾の1999年の作品。文庫本で859ページ。
今TBSでもドラマ化されているが、私は見ていない。Amazonで長い間ランキングに入っていたので暇つぶしに買ってみた。

気軽に読み始めたのだが、読み進むにつれてその世界に完全に引きずり込まれてしまった。
一息もつくことなく、ほとんど一気に読んでしまった。読んでから2,3日は経つが、その余韻をいまだに引きずっている。。。すごい作品だ。

ラストに近づくにつれ、主人公二人の哀しみ、心の痛みが怒涛のように伝わってくる。

何よりも驚かされるのは、小説では、二人が同じ場面に登場するのはラストの1、2ページを除いて皆無だというところだ。(ドラマのCMを見ると主人公、亮司と雪穂の会話のシーンが出ていたが???)
その上、(これは解説を読んで気づいたのだが、)主人公、亮司と雪穂の内面の描写が全くない。二人の行動の描写、もしくは二人を取り巻く人物が彼らのことをどう考えているかだけで表現されている。

今まで読んだ小説の中でもあまり記憶にないほどの衝撃だった。
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Category: 小説