2015.12.27(Sun)
1970年代のブダペストで日本大使未亡人の住込み看護人として働くリザ。
30歳になった彼女の周りで殺人事件が続くが、彼女にしか見えない日本人ロカビリー歌手幽霊トミー谷に励まされて日々を過ごしていた。。。
単館上映のヘンテコな映画です。
誤解が誤解を生んだ妙なジャポニズムが作品の全体に出てきて日本人としては、それだけで楽しかったりする。
トミー谷は聞いたことのない歌を次から次へとうたっているが誰が作った曲だろうか。
ロカビリーと言うよりインド歌謡曲みたいのも混じってた気がするが、見た後使われていた音楽が頭から離れない。
リザは30歳と言うには少し老け過ぎのような感じだが、の日本語発音はうまくてちゃんと聞き取れるところもスバラシイ。
ハンガリーでは大ヒットしたらしい。
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2015.12.24(Thu)
評判がよさそうだったので、見てみたが、特に目新しいところはなかった。
こういう映画にありがちなエロはほとんどなし。
グロも最初の一人だけだ。
この手の映画にしてはあまりにも淡々と撮りすぎてしまっているように思う。
ストーリー展開を丁寧に描くあまり、当たり障りのない映画に落ち着いてしまってはいないだろうか。
リアリティを追求すれば恐怖心も増すと考えたのかもしれないが、ストーリー上のそれは高まっても、演出上、すぐに壊せそうなちゃちな木製の檻に閉じ込められたり、ろくに固定せずに生きた人体を簡単に切断したりと残念な見せ方でB級感いっぱいで意図が今一つ不明だ。
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2015.12.20(Sun)
新キャラが活躍する前半はよかった。
ところが、あろうことかハン・ソロが前面に出てくると集中力が途切れがちになって見ていられなかった。
一応は新しいストーリーで映画は展開するが、演出がほとんどすべて旧シリーズの焼き直しになっている。
全くの新しいキャラクターが出るにもかかわらず、どこか親しみが感じられるのはそのせいだろう。
それも旧キャラが出てくる後半になると既視感に変わってきて話の先が読めてしまうのだ。
砂漠でのドロイドとの遭遇、重要な情報をドロイドに託す、ハンのやられ方はクワイガンと同じだし、父子の対峙、基地の奈落への落下、緑の星でのハンとレイアの再開シーン。。。
挙げ始めるとキリがない。
だいたい、デス・スター(もどき)をまた出すなんて、シリーズ3回目だろう!
アイデア不足も甚だしい。
とまあ、いろいろ書いたけど、小さいころから刷り込まれているので、このシリーズもなんだかんだ言いながら見てしまうんだろうな。
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2015.12.01(Tue)
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2015.11.29(Sun)
原題は「Woman in Gold」のみだが、副題でネタバレなんてもう少し邦題のつけ方には工夫できなかったんだろうか。
事実に基づいている物語なので今やネットですぐにわかることなのかもしれないが、センスを疑う。
ナチスに翻弄された主人公のマリアとその叔母を描いたとされるクリムトの名画「黄金のアデーレ」。
命を危険にさらしながら家族を置き去りにして戦争中にオーストリアからアメリカに逃れてきたマリアは、オーストリア政府に接収された絵画を新米の弁護士と共に変換を求めて奔走する。
世界的に有名な名画の知られざる背景と物語に心動かされる。
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