私が見た映画ランキング2016

私が2016年、劇場で見た90本の映画をまとめました。
トップ10のみランキング形式です。
また、今振り返ると見た直後の評価の基準が結構ブレているので、そこは改めてレべリングし直しました。

基本的には、以下のような考え方。星の中の並び順には意味はありません。
★★★★★・・・傑作。DVD買って何度も見ようと思える作品。(BEST10は略)
★★★★☆・・・面白い。お勧め。(BEST10は略)
★★★☆☆・・・普通。多少引っかかるところはあるが、無視できる。
★★☆☆☆・・・引っかかるところがちょっと多すぎる。つまらない。
★☆☆☆☆・・・全然面白くない。
*・・・★半分(今回は使用せず、上記区分に振り分けた。)


1. FAKE
FAKE2014年にゴーストライター騒動で話題になった作曲家の佐村河内守氏を追ったドキュメンタリ。

当時いかにマスコミに視聴者が踊らされていたかがよく分かる。

この騒動の時の自分の印象は単に佐村河内氏の卑劣さだけが印象に残ったというものだった。

この映画も判断を示すことは避けているので見たままを受け止めるしかないが、自分もマスコミに踊らされていたのかもしれないと思ったのは事実だ。






2. 海よりもまだ深く
海よりもまだ深く「海よりも深い母の愛」という言葉があるが、おそらく監督は母の愛と同じくらいもしくはそれ以上に父の愛も深いのだと言いたかったのだろう。

阿部寛演じる良多を軸に父性が大きなテーマとなって、物語は進んでいく。

亡き父が良多と良多の母の淑子(樹木希林)に与えた影響と、良多が息子の真悟(吉澤太陽)に与える影響が同じなところが面白い。

意思がなくても親子であるというだけで似ていると言われるが、似るまいと思っても似てしまうのが親子。

夢見た未来とちがう今を生きる大人たちも、知らず知らず親のように生きている。

映画を通じて物語のわき役的な存在の淑子だが、その母としての愛の深さにもドキリとさせられる。


3. シン・ゴジラ
シンゴジラ柳田理科雄+エヴァンゲリオンのテイストで、3.11東日本大震災が東京で起きたらどうなるかシミュレーションをやってみた映画。

自分は好き。

すべてが斬新というわけではなく、どこかしら微妙な既視感のあるエピソード群の集積という気がするが、タイミングがいいのか陳腐には感じない。

このタイミングだからこその映画であり、そういう意味で今年見ておくべき映画だ。






4. レヴェナント:蘇えりし者
レヴェナント一体どうやって撮ったんだろう?CGなんだろうけど、それにしてもあまりにもリアル。。。

ずっとそう思いながら見てしまった。

ディカプリオが本作で初のアカデミー賞主演男優賞受賞だが、この映画の成功は、彼の演技がよかったというよりは演出と撮影の勝利だと思う。

映画は、荘厳で過酷なアメリカの大自然が圧倒的だ。

これまでならフェイドアウトしたり、あえて見せないような残酷なシーンも普通にそのまま見せていて、当時の死生観までが垣間見れる。




5. 君の名は。
君の名は。公開2日目に見たが、ここまでの大ヒットになるとは思わなかった。

美しい絵、現代の日本、どこにでもいるような主人公たちをミュージック・ビデオのようにして見せている。

理屈っぽい部分もあるが、感じる映画。

核が分裂したすい星と、夢と現実で入れ替わる二人。

一体でありながら同じではない、同じでありながら一体ではない、陰と陽のような両者。

一心同体(と同然)だった自分の一部が失われても、人は忘却して何事もなかったかのように時間は過ぎるが、言葉にならない何かが心に浮かび上がる。

誰しもが持つ言葉にならない衝動を刺激されたような気がして、心動かされずにいられなかった。



6. 永い言い訳
永い言い訳四季の移り変わりの描写が美しく画面構成の絵柄の色取りも鮮やかだ。

出演者の中では特に子役の女の子がよかった。

父性がテーマになっているが、女性監督による女性視点が冷徹であり、温和でもある。

親としての側面だけでなく、男としての側面もきちんと描いて立体的にしているところはさすがだ。







7. キャロル
キャロル緻密な映画だ。

男女の愛は、生殖、生活、金銭とつながりやすいので純愛ではない。

本当の愛は同性の愛でのみ成立するという説がある。

一方、最上の愛と言われる「無償の愛」とは親から子供に与えられるものがその典型だと言われる。

キャロルはひたすら純愛を求める人で、離婚により愛娘と引き裂かれようとするときに、ずっとこだわり続けた愛娘の親権を面会の権利に置き換えると言い出したのも娘にそっくりなテレーズと出会ったからだろう。

テレーズの小さな頃の写真を見るシーン、テレーズに「天から降りてきた」テレーズと話しかけることからも明白だ。

キャロルは、結局は自分の無償の愛の受け取り手を探していて、その愛は生殖や社会的なしがらみのある男女の愛ではなく、純愛である必要があったのだろう。

カンヌで女優賞受賞のルーニー・マーラもいいが、何よりケイト・ブランシェットの演技に圧倒された。


8. 帰ってきたヒトラー
帰ってきたヒトラー途中からどこまでがフィクションでどこまでがノンフィクションかわからなくなるドイツ映画。

それだけタイムリーな映画ともいえると思う。

今のドイツが難民受け入れに積極的なのはホロコーストの歴史があるからだと言われている。

一方で移民受け入れについて最近は自国民が職を移民に奪われていることからも国民たちの間にフラストレーションが高まっているとも言われている。

そんな状況のドイツになんとあの人が帰ってきてしまうという映画なのだが、よくドイツで製作、上映が行われたものだと感心してしまう。

見ていて参ったのは、路上に撮影に行くところだ。

町の一般者たちの反応がドキュメンタリのようだが、本当にそうだろうか。

原作本のある映画なので演出なのか何とも判断がつかないところが厄介だ。

ネオナチの党員に問答を吹っ掛けたり等たとえフィクションだとしても本当にいいのかと思ってしまうシーンのオンパレードに驚く。


9. 幸せなひとりぼっち
幸せなひとりぼっちオーヴェという偏屈なスウェーデン男の一生を描いている。

愛する妻に先立たれながらも43年間勤めあげた鉄道会社を解雇されると、オーヴェは妻の後を追おうとするが、隣に中東から引っ越してきた家族の騒動に巻き込まれていく。

冷静に分析してしまうと、「フォレスト・ガンプ」のスウェーデン版で、SAAB対VOLVOのようなスウェーデン特有のエピソードも多い。

早く妻のもとへ行きたいと願うオーヴェだが、生きることの素晴らしさが逆に浮かび上がってくる描写展開に感動する。







10. アイアムアヒーロー
アイアムアヒーロー見る前はちょっとナメてたけど、途中からあまりのすさまじさに笑いがこみあげてきた。

古典的名作「ゾンビ」のモチーフを使ったシーンも多かったが、日本でもここまでリアルにゾンビ映画を製作できたことに感動。

マニアックなスプラッタ映画なら何年も前から日本でもあったが、このキャスティングで撮っていることと、何よりも、グロいだけでなく、きちんと見るものを怖がらせているところが大きな違いだろう。

映画序盤のワンカットで見せた町のパニック映像は特筆もの。

そしてラストも、元祖「ゾンビ」ではヘリで脱出でだったが、本作では正面からの徹底抗戦!

文字通りアイアムアヒーローとなるところにこそ、この映画にしかない凄みがある。

★★★★☆
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
ちはやふる -上の句-
ジャック・リーチャー NEVER GO BACK
怒り
ヒメアノ~ル
日本で一番悪い奴ら
マネー・ショート 華麗なる大逆転
シビル・ウォー
怒り
ケンとカズ
狂った果実 (*)
シチズンフォー スノーデンの暴露
ブルックリン
Love 3D


★★★☆☆
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
スーサイド・スクワッド
007 スペクター
クリード チャンプを継ぐ男
ブリッジ・オブ・スパイ
淵に立つ
ヒトラーの忘れもの
ザ・ウォーク
ズートピア
デッドプール
GANTZ:O
トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
ディストラクション・ベイビーズ
セトウツミ
14の夜
インデペンデンス・デイ:リサージェンス
サウルの息子
ディーパンの闘い
オマールの壁
スポットライト 世紀のスクープ
ルーム
インフェルノ
ジェイソン・ボーン
ハドソン川の奇跡
コロニア
風に濡れた女
マネーモンスター
リリーのすべて
ヘイトフル・エイト
スティーブ・ジョブズ
ピンクとグレー
人間の値打ち
聖の青春
レッドタートル ある島の物語
ファインディング・ドリー
疑惑のチャンピオン
ライト/オフ


★★☆☆☆
エクス・マキナ
ヘイル、シーザー
女が眠る時
オデッセイ
残穢【ざんえ】 ‐住んではいけない部屋‐
クリムゾン・ピーク
聲の形
ゴーストバスターズ
X-MEN:アポカリプス
アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅
マダム・フローレンス! 夢見るふたり
世界の果てまでヒャッハー!
ジムノペディに乱れる
SCOOP!
シュガー・ブルース 家族で砂糖をやめたわけ
死霊館 エンフィールド事件
スター・トレック BEYOND
デスノート Light up the NEW world
ミュージアム
マイケル・ムーアの世界侵略のススメ
64-ロクヨン-前編
殿、利息でござる
ちはやふる -下の句-
家族はつらいよ
僕だけがいない街
X-ミッション

★☆☆☆☆
64-ロクヨン-後編



(*) 初公開は2015年以前の作品

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

私が見た映画ランキング2015

私が2015年、劇場で見た72本の映画をまとめました。
トップ10のみランキング形式です。
また、今振り返ると見た直後の評価の基準が結構ブレているので、そこは改めてレべリングし直しました。

基本的には、以下のような考え方。星の中の並び順には意味はありません。
★★★★★・・・傑作。DVD買って何度も見ようと思える作品。(BEST10は略)
★★★★☆・・・面白い。お勧め。(BEST10は略)
★★★☆☆・・・普通。多少引っかかるところはあるが、無視できる。
★★☆☆☆・・・引っかかるところがちょっと多すぎる。
★☆☆☆☆・・・全然面白くない。
*・・・★半分(今回は使用せず、上記区分に振り分けた。)


★★★★★
1. 百円の恋
百円の恋
前半のぶよぶよに脂肪をまとった体から、後半の俊敏に体を動かすボクサーへの変貌は見事しか言いようがない。

ニートで長年生活してきた一子があることをキッカケに生き方を変えるさまを全身全霊をもって演じる姿はずっしりと胸に響いてきました。


脚本賞「松田優作賞」第1回グランプリ受賞作品。
第27回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門作品賞を受賞。
第9回JAPAN CUTS第4回CUT ABOVE賞 for Outstanding Performance in Film受賞
第19回プチョン国際ファンタスティック映画祭NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)受賞
キノタヨ映画祭会長特別賞受賞。



2. ザ・トライブ
ザ・トライブ
2015年最大の衝撃かもしれない。

地上にある全くの別世界。実在する未知の種族。

セリフなし。音楽なし。カメラはほとんど固定で長回し。

たった36カットで成り立っている映画。

ほとんど音のない世界ながら、思わず映画の世界に引き込まれた。

セリフのない状態で理解できるのか不安でもあったが、そんなものは杞憂だった。

それどころか、音の世界でしか成り立たない展開に衝撃を受ける。


第67回カンヌ国際映画祭で批評家週間グランプリ受賞



3. ホドロフスキーのDUNE (*)
ホドロフスキーのDUNE
鬼才ホドロフスキーが監督三作目として準備していたSF大作「DUNE」。

フランスの漫画家メビウスに詳細な絵コンテを作らせ、HRギーガーにデザイン画を描かせた。

サルバトール・ダリ、ミック・ジャガー、オーソン・ウェルズらにも出演の了承を取り付け、もう、まさにそのまま撮影するだけの状態になっていながら制作中止に追い込まれるが、各映画会社に持ちこんだ絵コンテとデザイン画はその後のSF映画に多大な影響を与える。

ここまでは、機会あるたびにあちこちで語られてきた伝説で、コアなSFファン、映画ファンの間では有名な話だ。

それをホドロフスキー自ら語り、最終的にデビッド・リンチ監督によって映画化されたエピソードまで語ってくれる。

ホドロフスキーの才能/狂気をこれでもかと見せつけられるドキュメンタリだ。

SF映画ファン、クリエイターなら必見の作品。




4. 博士と彼女のセオリー
MADMAX 怒りのデスロード
主人公2人の演技、画面の構図、色彩、美しい旋律の音楽 ... すべて自分好みの映画で素晴らしかった。

エディ・レッドメインは納得のアカデミー賞主演男優賞受賞。

フェリシティ・ジョーンズはアカデミー賞ノミネートどまりだったが、その存在感は映画の中で輝いていた。

学生時代に発症して余命2年と宣告されながら、まだ70歳を超えてなお存命のホーキング博士の半生をここまで生々しく描いていることには驚いた。

天才的な頭脳に反してあくまでも人間臭い一面には驚きを隠せない。


5. 駆込み女と駆出し男
駆け込み女と駆け出し男
宣伝の仕方が良くない。

大泉洋のドタバタ時代劇のような印象を与えてしまうが、けしてコメディではない。

原田眞人監督の画面構成のつくりかたは相変わらず素晴らしく、どのシーンも思わず見とれてしまう。

季節感を前面に出した日本の原風景を想起させる風景の描き方は本当に「素敵」だ。

単なる愛憎まみれの人情劇にとどまらず、政治的・時代的背景が影を落とす予想外のスケールの大きさにも驚かされる。


★★★★☆
6. ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
ローグネイション
今回のミッションは誰が聞いても不可能とわかるミッションのオンパレードで、それを見事にこなしていくさまが心地よかった。

シンプルで分かりやすいけど、退屈でもない、見事なコナレ感で何も考えずに楽しんで観ていられるというのは素晴らしい。












7. 映画 ビリギャル 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
ビリギャル 映画 1
ストーリーは原作本のタイトルそのままでサプライズはないが、素直に感動できる映画になっている。

単なる孤独な少女の受験物語ではなく、夫婦関係、親子関係、兄弟関係を描いた家族再生の物語。

有村架純の、作り笑顔も嫌味にならない好演に好感。








8. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
帰来 Coming home 妻への帰郷
第二次世界大戦下での暗号エニグマ解読のサスペンスだけではない。

コンピュータの原型チューリングマシンの開発者、チューリングの伝記映画と一言では済ませられない壮絶な彼の人生に胸を締め付けられる。

戦争という特殊な時代背景に翻弄され、生きている間は自分の功績も評価されることなく非業の死を迎えた彼の生涯にやりきれなさを覚える。

ベネディクト・カンバーバッチは、変人チューリングをいかにも変人らしく演じるとともに、その裏に秘められた孤独感を見事に演じている。

革命的な出来事は多数の凡人が束になって起こすのではなく、一人の天才が引き起こすことの好例でもあるように思えた。



9. バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
Birdman バードマン
話題の長回し撮影はいうまでもなく、時折差し込まれる美しい構図の映像にも心を奪われる。

全編流れるドラムの音楽も印象的だ。

アメリカのショービズ界を皮肉るようなセリフが満載なのもアカデミー賞受けが良かったかもしれない。


And did you get what you wanted from this life, even so?
I did.
And what did you want?
To call myself beloved, to feel myself beloved on the earth.

たとえそれでも、君は思うのか、この人生における望みは果たしたと?
果たしたとも。
それで、君はいったい何を望んだのだ?
それは自らを愛されるものと呼ぶこと、そして自らをこの世界にあって愛されるものと感じること。

(Raymond Carver, Late Fragment)



10. セッション
セッション Whiplash
息をすることも忘れて見入ってしまう。

本作でアカデミー賞を受賞したJKシモンズの鬼教官ぶりに注目があつまっているが、主演のマイルズあってこそだ。

むしろ、マイルズの熱演に圧倒されると言った方がいいかもしれない。

追い詰められたマイルズのイカレっぷりも相当なものだった。

イカレポンチ同士のキチガイじみたバトルはほとんどホラー!(笑)

ラストはずっと腹筋に力が入りっぱなしだった。


★★★★☆
ソロモンの偽証 前篇・事件
マッドマックス 怒りのデス・ロード
この国の空
恋人たち
セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター
ターミネーター:新起動/ジェニシス
フォックスキャッチャー
アメリカン・スナイパー
黄金のアデーレ 名画の帰還
コードネーム U.N.C.L.E.
妻への家路
NISE
デヴィッド・ボウイ・イズ
ビッグ・アイズ
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

★★★☆☆
スター・ウォーズ/フォースの覚醒
テッド2
日本のいちばん長い日
マダムマロリーと魔法のスパイス
リザとキツネと恋する死者たち
忘れないと誓ったぼくがいた
新宿スワン
ジュラシック・ワールド
キングスマン
ナイトクローラー
天空の蜂
野火
バケモノの子
エクソダス:神と王
Mommy/マミー
ソロモンの偽証 後篇・裁判
イントゥ・ザ・ウッズ
リアリティのダンス (*)
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男
寄生獣 完結編
グリーン・インフェルノ
ジュピター
おみおくりの作法
みんなエスパーだよ
さよなら歌舞伎町
繕い断つ人


★★☆☆☆
チャイルド44 森に消えた子供たち
アリスのままで
百日紅~Miss HOKUSAI~
はじまりのうた
ベイマックス
みんなのアムステルダム国立美術館へ
ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲
起終点駅 ターミナル
ジョン・ウィック
バクマン。
カルフォルニア・ダウン
Mr.タスク
ラブ&ピース
Zアイラインド
映画 暗殺教室
味園ユニバース

★☆☆☆☆
心が叫びたがっているんだ
人生スイッチ
ストレイヤーズ・クロニクル
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (R18+ヴァージョン)
劇場版 BiSキャノンボール 2014


(*) 初公開は2014年以前の作品

テーマ: 心に残る映画 | ジャンル: 映画

2014年度日本インターネット映画大賞外国映画部門

巷のブロガーで流行っている(?)日本インターネット映画大賞の2014年度外国映画投票に応募してみる。
自分のランキングと微妙に辻褄が合わないなんてツッコミはなしで。

[作品賞投票ルール(抄)]
◾選出作品は3作品以上10作品まで
◾持ち点合計は30点
◾1作品に投票できる最大点数は10点まで
◾音楽賞は作品名で投票
◾以上のルール満たさない場合は賞の一部を無効
『 外国映画用投票テンプレート 』

【作品賞】(3本以上10本まで)
  「アメリカン・ハッスル」  5点
  「アナと雪の女王」  5点
  「 LIFE! 」  5点
  「オール・ユー・ニード・イズ・キル」  5点
  「天才スピヴェット」  5点
  「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」  5点

  
【コメント】
「アメリカン・ハッスル」はアカデミー賞無冠というのが残念でした。「アナ雪」は完成度の高さに驚嘆。「LIFE!」は一歩踏み出す勇気に共感です。「オール~」は脚本の勝利。「スピヴェット」はTSの困った顔が何とも可愛らしくやられてしまいました。「ガーディアンズ~」はシリーズ化に期待です。
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【監督賞】              作品名
   [デヴィッド・O・ラッセル] (「アメリカン・ハッスル」)


【コメント】
サスペンスであり、コメディ、ロマンスでもあるエンターテイメント作品を才能豊かな俳優陣と当時のヒットナンバーを使って華麗に作り上げました。

【主演男優賞】
   [マシュー・マコノヒー] (「ダラス・バイヤーズクラブ」)


【コメント】
   これまでのマシュー・マコノヒー像をすべて覆す変貌ぶりにただひたすら驚嘆。鬼気迫る演技に圧倒されました。

【主演女優賞】
   [ケイト・ブランシェット] (「ブルージャスミン」)


【コメント】
この映画自体、この人に始まりこの人に終わるといった感じですべてをコントロールしてました。

【助演男優賞】
   [ブラッドリー・クーパー] (「アメリカン・ハッスル」)


【コメント】
必死で生きながら見事に嵌められるというちぐはぐな役が見事にハマっていました。

【助演女優賞】
   [パトリシア・アークエット] (「6才のボクが、大人になるまで。」)


【コメント】
子供の成長が映画の主役ですが、子供と表裏一体である母親の人生も見事に浮かび上がらせていると思います。

【ニューフェイスブレイク賞】
   [カイル・キャトレット] (「天才スピヴェット」)


【コメント】
彼の困った表情にノックアウトです。

【音楽賞】
 「アメリカン・ハッスル」


【コメント】
70年代の音楽が映画をもりあげてくれました。
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【私が選ぶ○×賞】
   [私が選ぶ予想外ワーストムービー賞] (「ウルフ・オブ・ウォールストリート」)

【コメント】
ディカプリオがアカデミー賞獲得かと騒がれた作品でしたが、見た瞬間それはありえないと思った映画。

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この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

私が見た映画ランキング2014

私が2014年、劇場で見た64本の映画をまとめました。
昨年と同様、今回もトップ10をランキング形式です。
また、今振り返ると見た直後の評価の基準が結構ブレているので、そこは改めてレべリングし直しました。

基本的には、以下のような考え方。星の中の並び順には意味はありません。
★★★★★・・・傑作。DVD買って何度も見ようと思える作品。(BEST10は略)
★★★★☆・・・面白い。お勧め。(BEST10は略)
★★★☆☆・・・普通。多少引っかかるところはあるが、無視できる。
★★☆☆☆・・・引っかかるところがちょっと多すぎる。
★☆☆☆☆・・・全然面白くない。
*・・・★半分(今回は使用せず、上記区分に振り分けた。)


1. アメリカン・ハッスル
アメリカンハッスル
登場人物はみんなキャラが立っていて強烈だ。

アカデミー賞で今年最多の10部門にノミネートされながらも無冠だったのは残念だった。

本物(リアル)にこだわり、嘘(フェイク)を生業にする彼ら。

目標とするスマートなスタイルには彼らの求めるリアルな生き様はなく、そこにはフェイクしかないことは何とも皮肉なことだ。

70年代のヒット曲に彩られた、華やかなこの時代の描き方にも魅了される。

そして、最後のどんでん返しにも。


2. アナと雪の女王
Frozen
ディズニーらしい完成度の高さに驚嘆。

絵は美しく、うっとりするほど。

音楽はメロディアスで心揺さぶられる。

CGアニメを見てると実写との境界はどこにあるのか、CGアニメは何を目指して絵を描いているのかと思えてくるが、本作も実写と絵画の間の人が美しいと思うツボをうまく突いて見せていると思う。

作品のち密さ、制作側の忍耐力、これらはやはりディズニーの組織力、資金力でこその結果だ。




3. LIFE!
Thelifeofwaltermitty
妄想はそれだけでは何も生み出さないが、偉大な一歩を踏み出すきっかけをくれる偉大な力だ。

妄想は人間が人間らしく生きていくための必要不可欠な力である。

これまで長い間妄想に浸ってきたのなら、それを現実世界に映し出してみることにトライすることが何か自分を新しい世界へ導いてくれる。







4. それでも夜は明ける  
12yearsaslave
一見、黒人差別の映画かと思ってしまうが、実際は神の前の平等を問う宗教的な映画だ。

キリスト教がダシに使われているが、宗教の限界をも投げかける問題作でもある。

黒人たちに歌われるゴスペル「Roll Jordan Roll」がそれを浮き彫りにするとき、切なさが胸に突き刺さる。

「ダークナイト」シリーズの作曲家ハンス・ジマーがサントラをやっていて、その活躍ぶりにも驚いた。



 
5. オール・ユー・ニード・イズ・キル
Edge of tomorrow poster
原作は日本だが、日本で映画化していたとしてもここまで面白い作品にはならなかっただろう。

下手すると退屈な映画に成り下がりそうな展開も、素晴らしい脚本でエンターテイメント作品として見事な仕上がりになっている。










6. 天才スピヴェット
天才スピヴェット
死や壊れることは終わりを意味するのではない。

無限なる一瞬が永久の本質であり、愛によって生まれ変わり、リレー形式で、人の世はその愛と共に永久に続いていくのだ。










7. ダラス・バイヤーズクラブ  
ダラスバイヤーズクラブ
マシュー・マコノヒーの変貌ぶりに驚嘆!

アカデミー賞最優秀主演男優賞は納得の受賞。  












8. ブルージャスミン
blue_jasmine_22.jpg
最初から最後までケイト・ブランシェットの映画。

極めて自己チューな主人公が物語を振り回すが、それを上手く演じきって、アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞。












9. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
ガーディアンス
主人公5人組はどういう発想でつくられたのか皆目不明。

脱力系なキャラクター設定だが、これが見事に物語でハマってたりするからたちが悪い。

シリーズ化されるとのことで、次回作も期待したいというか期待するのかな?オレ









10. るろうに剣心 伝説の最期編
伝説の最後
今の日本で最高のアクション映画。

原作に引っ張られるのはしょうがないが、それ以上でもそれ以下でもない。

そういう意味で、今見ておくべき映画。










★★★★☆
X-MEN:フューチャー&パスト    
ゼロ・グラビティ    
フューリー
トム・アット・ザ・ファーム
ジャッジ!

★★★☆☆
6才のボクが、大人になるまで。
インターステラー
ゴーン・ガール
寄生獣
フライト・ゲーム
グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
神様なんかくそくらえ
イヴ・サンローラン
100歳の華麗なる冒険
ニンフォマニアック Vol. 2
柘榴坂の仇討
TOKYO TRIBE
青天の霹靂    
グランド・ブダペスト・ホテル
ラッシュ/プライドと友情  
GODZILLA ゴジラ  
プリズナーズ    
アデル、ブルーは熱い色    
ワン チャンス    
ウォルト・ディズニーの約束    
サンブンノイチ    
マイティ・ソー/ダーク・ワールド    
エンダーのゲーム    
キック・アス/ジャスティス・フォーエバー    
喰女-クイメ-
2つ目の窓
怪しい彼女
思い出のマーニー
マレフィセント
超高速!参勤交代
グレート・ビューティー/追憶のローマ

★★☆☆☆
ジャージー・ボーイズ
神さまの言うとおり
ニンフォマニアック Vol. 1
アバウト・タイム
海を感じるとき
ルパン三世
ラブセッション
渇き。
小さいおうち    
ウルフ・オブ・ウォールストリート   
プレーンズ    
春を背負って    
愛の渦    

★☆☆☆☆
イン・ザ・ヒーロー
MONSTERZ モンスターズ    
テルマエ・ロマエII    
偉大なる、しゅららぼん    
エージェント:ライアン   



テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

私が見た映画ランキング2013

私が2013年、劇場で見た58本の映画をまとめました。
タイトルはずっと「ランキング」にもかかわらず、今まで一度もランキング形式にしていなかったので今回はトップ10をランキング形式です。
また、今振り返ると見た直後の評価の基準が結構ブレているので、そこは改めてレべリングし直しました。

基本的には、以下のような考え方。星の中の並び順には意味はありません。
★★★★★・・・傑作。DVD買って何度も見ようと思える作品。
★★★★☆・・・面白い。お勧め。
★★★☆☆・・・普通。多少引っかかるところはあるが、無視できる。
★★☆☆☆・・・引っかかるところがちょっと多すぎる。
★☆☆☆☆・・・全然面白くない。
*・・・★半分(今回は使用せず、上記区分に振り分けた。)

1. 風立ちぬ
風立ちぬ2

飛行機で自由に大空を駆け巡るという純粋な夢。

その夢は純粋で壮大が故に夢の結果が突き付けた現実はあまりにも痛々しく、胸を引き裂かれるような思いが伝わってくる。

70年代のユーミンの歌のテンポと今の歌のテンポの違いが、価値観の違う時代に生きた同じ日本人の生きざまの違いを際立たせている。






2. 希望の国
き

この映画は、色々な見方があると思うが、私はあくまでもどれほど絶望的な状況であっても愛があれば乗り越えれると言っていると考える。

愛こそ全てなのだ。

(本当は2012年公開の映画だが、夏八木勲の追悼特集と言うことで近くの映画館で上映されていたので今回の対象とした。)






3. 愛、アムール
あ

一部のシーンで象徴的に説明するのではなく、いくつものシーンの積み重ねることによって言葉にすることが困難な感情を、心の中に直接植え付けられてしまう。

最期まで単なるストーリーの一部だと考えてみていた断片が、最後のシーンによって違う意味をもちはじめて映画のテーマを浮かび上がらせる手法に驚嘆した。







4. マン・オブ・スティール
m

肌で感じられるような異星人の宇宙開発文明の価値観のスケールの大きさに圧倒される。

今までにない桁違いのパワーに愕然。












5. そして父になる
s

父が表の主役かもしれないが、忘れてはいけないのは、裏の主役であり、実はメインテーマである子であることの苦悩だ。

一見、家族愛を描いた小品に見えるが、父になること、母になること、子であることの意味を改めて考え直させられる重い作品。







6. ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~
は


崩れゆく世界になす術もなく翻弄されるハッシュパピーだけど、そんなことにめげたりしない。

彼女には独自の確固とした揺るがない世界観があり、それを元に生きている。

彼女のけなげな姿が見ている者にも生きるエナジーを与えてくれる。







7. ヒッチコック
Hitchcock

追い詰められたヒッチコックが幻想の中でエド・ゲインと語り合う演出が秀逸

さまざまな演出技法を用いてヒッチコック自身の本当の姿をあぶり出そうとする試みが「ヒッチコック」らしくもあり、映画として見事だ。










8. 許されざる者
ゆ

これまであまり大きく取り上げて語られることが少なかった史実がうまく組み込まれており、時代考証も緻密で興味深い。

渡辺謙、柄本明、佐藤浩市の圧倒的な存在感が、張りつめた雰囲気を作り出し、見る者に息をつかせる暇を与えない。









9. かぐや姫の物語
かぐや姫の物語

平安期の風俗/生活をリアルに描いているところには感動を覚えた。

また、月からの使者たちの来訪シーンは当時の仏教思想/仏教美術を垣間見れる秀逸な名場面だ。









10. フライト
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意外にも、ドラマの根底にはキリスト教的な価値観がちりばめられた宗教的な色の強い映画に思えた。















★★★★☆
魔女と呼ばれた少女
二郎は鮨の夢を見る
ジャンゴ 繋がれざる者
ザ・マスター
ライフ・オブ・パイ
モンスターズ・ユニバーシティ
藁の楯 わらのたて
謝罪の王様
スター・トレック イントゥ・ダークネス

★★★☆☆
ワールド・ウォーZ
テッド
アイアンマン3
クラウド アトラス
グランド・マスター
華麗なるギャツビー
オブリビオン
アウトロー
ゼロ・ダーク・サーティ
トランス
悪の法則
エリジウム
モネ・ゲーム
キャプテン・フィリップス
42~世界を変えた男~
キャリー
清須会議
アフター・アース
舟を編む
遺体 明日への十日間
世界にひとつのプレイブック
ダイ・ハード/ラスト・デイ

★★☆☆☆
永遠の0
リンカーン
グランド・イリュージョン
ウルヴァリン:SAMURAI
欲望のバージニア
ペーパーボーイ 真夏の引力
きっと、うまくいく
死霊のはらわた
LOOPER/ルーパー

★☆☆☆☆
脳男
地獄でなぜ悪い
オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
ローン・レンジャー
終戦のエンペラー
ジャッキー・コーガン
オズ はじまりの戦い
ガッチャマン




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