聲の形 ★★*☆☆

声の形残念ながらこの映画は自分はノれなかった。

自殺をしようと決心するに至る心情描写が自分としては弱すぎて共感できなかった。

川井や真柴あたりのキャラの背景描写や小学校から高校までの流れも描写が弱すぎて、原作だったら描かれていたのが端折られたんじゃないかとも勘ぐってしまう。

(原作を読んでないと難しいってことはないよねぇ。)

絵も音楽も綺麗だったのに残念です。








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コロニア ★★★☆☆

コロニア1970年代チリの独裁政権下でカルト集団“コロニア・ディグニダ“に拉致されたジャーナリストの恋人を救うために潜入した女性の事実に基づく話。

中盤まではいいのだが、脱出劇になったとたんにダレ始める。

というか、ご都合主義で描写が甘くなった気がする。

ラストの脱出は「ラルゴ」のようだが、「ラルゴ」ほどの見せ方がうまいわけでもなく、緊迫感がないのが残念。

これって、急きょ映画製作の上層部からラルゴみたいにしろと言われて短期間の間に脚本を書き直したとかじゃないかと思ってしまったのは考え過ぎか。

エマ・ワトソンは「ハリーポッター」のイメージ脱却を図ったのかもしれないが、もっといい作品を選んだほうが良かったと思う。




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怒り ★★★*☆

怒り整形して逃亡した殺人犯の話を軸に3つのエピソードが語られる。

今の日本のトップクラスの俳優陣が集結しているだけあって出演者を見ているだけで引き込まれるが、3つのエピソードのつなぎ方がブツ切れで、せっかくの緊張感が消え、間延びしているように感じる。

俳優陣がオーバースペック? のせいか、逆に、演出や編集/脚本が追い付いていないのではないか。

さすがに主役級ばかり集めてるだけあって、それぞれのエピソードは印象が残るのだが、映画としてはまとまりがついていない。

これまで日本映画でほとんど描かれてこなかった妻夫木x綾野の性的マイノリティの物語、森山x広瀬の沖縄の米兵の物語、渡辺/松山x宮崎の頭の弱い風俗嬢あがりの女性の物語。

それぞれが出口の見えない問題を抱え、閉塞感の中で生きていくさまは息もつまりそうな思いに駆られる。
 
3つのエピソードに共通の裏のテーマである人を信じることについては、自分自身を信じること、他人を信じることの両方が成り立ってないと”信じること”にはならないことに気づかされる。

森山にしても、宮崎にしても自分を信じることができなかったからこそ、結局他人をも信じることができなかった。

渡辺、妻夫木は自分は最愛の人を信じているつもりだったにもかかわらず、追い込まれてその人のことをまったく信じてあげることが出来なかったことを悟る。

自分も他人も信じられずに自分の殻の中に閉じこもった犯人は、身動きの取れない状況にこらえきれない怒りを膨らませていたことは想像に難くないが、殺人の動機としてよく理解できなかったのが残念だ。

また、たとえ犯人が殺されてしまっても、それで”一件落着”と納得できるわけではない。

豪華な俳優陣だが、自分としては広瀬すずの頑張りと新人の佐久本宝、あとオーラを消した渡辺謙に惹かれた。

宮崎あおい、綾野剛、松山ケンイチ、この辺りはどんなに難しい役でも、演じて見せるんだろうと簡単に想像出来る。

今までニコニコしたアイドル路線まっしぐらの広瀬すずがあれを演ったのが驚き。

広瀬すずを起用することで、沖縄の米兵による悪行について一層、嫌悪感が強くなる効果があったんじゃないか。

ただ、この映画も結局は日本人向けだ。

渡辺謙しか知らない外人の前で上映して我々が受けた衝撃と同じインパクトがあるとは思えない。

他の作品の妻夫木聡や広瀬すずを知っているからこその衝撃だ。

しかも、外国ではゲイもレイプも映画の数段上のレベルでもっと身近にあふれているんじゃないだろうか。




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スーサイド・スクワッド ★★★☆☆

スサイドスクワッド世界観としては、「スーパーマンvsバットマン」の続編(?)

本作は正義のヒーローに退治された悪役たちが主役ということで、王道のヒーローものの続編はもう作られないということなのね。

(とはいえ、バットマンは本作にもチラと出てくるけど。)

悪役だけにみんな個性的なのだが、みんな悪に徹しきれていないのが残念。

もっとぶっ飛んだことを見てみたかった。

(悪役なりに、もうこれ以上は見たくないと言いたくなるようなキョーレツなシーンのオンパレードを見たかったというのがホンネ。)

せっかくの悪役キャラ映画なのに、作品としては少し小さくまとまり過ぎに思う。




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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男 ★★★☆☆

トランボ冷戦下のアメリカでアカ狩りの標的にされ、ハリウッドを追放された脚本家トランボの半生を描いた作品。

華やかな印象の強い50年代~60年代のハリウッドだが、冷戦の政治的影響は強くアカ狩りの動きはすさまじかった。

偽名で「ローマの休日」を書き、釈放後も偽名で脚本を量産し続けた彼は、偽名のまま彼の作品はアカデミー賞を2度受賞する。

オードリー・ヘップバーンの「ローマの休日」の制作背景にこんな事情があったなんてこの映画を見るまで自分も知らなかった。

ジョン・ウェインやカーク・ダグラスなど実名で登場人物が描かれるのも興味深い。

アカ狩りによる映画人の追放はハリウッドの黒歴史となっているが、これを題材に映画を作れるということは、それほどハリウッドは成熟し、過去に学んだことの証左となっている。




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2016マラソンシーズン

9月になり、マラソンのための準備も本格的にやらなくてはならない時期になりました。

今年は、神戸マラソン、金沢マラソンと立て続けに抽選に外れたので、早い者勝ちの11月の富士マラソンと12月の奈良マラソンにエントリーです。

毎年同じ感じなのですが、春~夏は走る距離が減り今から何とか昨年のレベルまで戻すという繰り返しです。

今年は小出義雄さんのメニューをなるべく忠実にやっていこうと考えています。
30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法 (角川SSC新書)


富士マラソン 2016
・・・なんとまだランナーを募集中!
奈良マラソン2016


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ライト/オフ ★★*☆☆

ライトオフ見せ方は怖いのだけれど、それだけだとツマラナイ。

「佳作」という言葉がぴったり当てはまるようなホラー映画だった。

暗闇の中でしか存在しないダイアナは、電気を消したとたんにそのシルエットが浮かび上がり、幼いころの入院中に親しかったソフィーに固執して、彼女に近づく人々を排除しようとする。

「ソウ」のジェームズ・ワンが製作だが、「死霊館」といい、世間の評判とは異なって自分はこの人が関わる作品は最近ハマらない。

病院の実験台にされた可哀想なダイアナのイメージは、貞子と同じで、「リング」シリーズはアメリカでも大きな影響を与えたんだなと妙に感心したりした。

レベッカのみならず、家族のみんなが家族それぞれを守ろうと必死になる姿は素晴らしかった。





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君の名は。 ★★★*☆

君の名は。今作の新海誠監督の作戦は、その旧作「秒速5センチメートル」と同じ。

感動するでしょと言わんばかりのこれ見よがしな演出が少し鼻につく(笑)

美しい絵、現代の日本、どこにでもいるような主人公たちをミュージック・ビデオのようにして見せている。

理屈っぽい部分もあるが、感じる映画。

RADWIMPSの楽曲が映画の全編で使用されるが、彼らの音楽が好きかどうかで印象もガラリと変わるだろう。

核が分裂したすい星と、夢と現実で入れ替わる二人。

一体でありながら同じではない、同じでありながら一体ではない、陰と陽のような両者。

一心同体(と同然)だった自分の一部が失われても、人は忘却して何事もなかったかのように時間は過ぎるが、言葉にならない何かが心に浮かび上がる。

誰しもが持つ言葉にならない衝動を刺激されたような気がして、心動かされずにいられなかった。

でも、毎回同じ作戦の見せ方の映画だと飽きてくる気もする。

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ゴーストバスターズ ★★*☆☆

ゴーストバスターズ80年代に制作された同名映画のリメイク。

前作はどちらかというとゆるいギャグ作品だったと記憶しているが、今回のリメイクも同じノリ。

女性の社会進出、SNSによる情報拡散、手軽な動画撮影等、社会変化や文明の利器は可能な限りアップデートされているようだが、人種差別の解消はやはり微妙な描き方。

登場人物の描き方も表層的でゆるい。

リメイクということで、前作での出来事は全くなかった世界での話になっているが、前作の出演者たちがこぞってカメオ出演している。

最後は、ズールまで”登場”し、続編がありそうな終わり方だが、シリーズ化すると感覚的に山田洋二監督の昭和家族のお話のようになるような気がする。

自分は続編はできたとしてもあまり見る気がしない。



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X-MEN:アポカリプス ★★*☆☆

アポカリプスX-MENシリーズも6作目。

ニュー・ジェネレーション・シリーズになってからも3作目になる。

一番最初のX-MENの予告編を見たときは頭の悪そうな映画だと思ったもんだが、しっかりハマって全作見続けている。

とくにニュー・ジェネレーション・シリーズはお気に入りだったのだが、今作はどうも作りこみが甘い気がしてならない。

アポカリプスは最強かと思いきや、その描写もこれまでのシリーズ作品のようなすごさを感じられない。

CG描写もここへきて限界か?!

チャールズの毛がなくなった理由、ジーンとローガンの出会いなど、旧作のファンを喜ばせるシーンも多いが、CG描写にすさまじさが感じられなかったのは残念だった。

アポカリプスと四従士というキリスト教色の強い設定ということで今回初めて気付いたが、プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアのエグゼビアのつづりは「Xavier」で、教科書にも載っているイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルと同じつづりであり、カトリック色の強い名前だ。

X自体、クロス=十字架ということでキリストはミュータントだったという考えが根底にあるんだろうなと今更ながら思った次第。


あと、エンドクレジットの後に映像ありです。

ウルヴァリンの血清をエセックス社が回収するというシーン。

エセックス社はウェイドに病気を治療し、超人的な能力を授けてデッドプールを生み出した会社だ。

デッドプールの能力はウルヴァリンのものと元をただせば同じだというオチ。



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